眼底検査・散瞳検査についてのおはなし👀✨
はじめまして。
1月よりしんかい眼科クリニックのスタッフに仲間入りさせていただきました、検査員の古屋です。
私は眼科での検査の仕事が大好きなので、ひとりでも多くの患者様に笑顔になってもらえるように
視能訓練士 佐野さんの下で目の病気や検査について色々勉強していくので
皆様よろしくお願いします。
今日は眼底・散瞳検査について少しだけおはなししたいと思います。
眼科の検査には、目の病気を発見したり、病気がある場合は変化がないか
確認するために様々なものがあります。
その中でも眼底検査(散瞳検査)はとても重要な検査のひとつです。
眼底とは、眼球の中にある網膜や硝子体のことをいいますが、眼底で出血や萎縮などの異常があると、
視力が下がったり、視野が欠けてしまったりなどの症状が現れます。
眼底検査では、目に光を当てて、瞳孔からその状態を確認していきますが、
通常人間の目は光が当たると瞳孔が小さくなってしまい、観察ができません。
そこで検査用の目薬を使うことで瞳孔を大きく開き(散瞳)、眼底を隅まで観察することができます。
目薬を差した後、瞳孔が元の状況に戻るまで約4~6時間ほどかかります。(個人差はあります)
また、光がまぶしく感じたりピントが合いにくくなるため、車の運転は難しくなります。
眼底検査をご希望の際は、車で来院せず、公共交通機関をご利用いただく等の注意が必要です。
眼底検査は緑内障や網膜剥離、糖尿病性網膜症などの
様々な疾患の発見につながります。
とても大切な検査ですので定期的に受けられることをお薦めします。