こんにちは 視能訓練士の前田です😊

 

今回は斜視と弱視について少しだけお話しさせていただきます👀✨

 

普段、物を見るときに右目と左目の両方の目が見ようとするものに向いています。

しかし、斜視があると一方の目は見ようとするものに向いているにもかかわらず、もう片方の目は別の方向を向いています。両目の向きが異なるため、見た目で気が付くことが多いです。

斜視になると物が二つに見えたり、立体感が低下したりします。

 

特に、子どもの斜視は弱視になる原因となります。

弱視とは子どもの視力発達時期に物を見る訓練が出来ず、視力が発達せず止まってしまうことです。

 

🏠家庭にて

・テレビを前の方で見る

・目を細める

・いつも頭を傾けて物を見る

などといったいかにも見えにくそうにしている場合は、弱視の可能性があります。

 

 

 

弱視は3歳くらいまでに見つかると治る可能性が高くなります。また、弱視の治療ができる年齢には限界があり一般的には8歳くらいまでとされているため、早期治療が大切となってきます。

 

特に幼児期は目の機能の発達に最も大切な時期になります。斜視や弱視を少しでも疑ったら眼科に相談してみましょう。

保護者の方が見ただけでは気が付かないこともあるので、3歳児検診等は必ず受けるようにしましょう。

 

 

 

しんかい眼科クリニック