こどもの目の病気「弱視」ってどんなもの?
こんにちは!視能訓練士の佐野です。
最近やっと寒さが和らいできましたが皆様いかがお過ごしでしょうか🌸
さて、前回は斜視についてのお話がありました。(斜視と弱視について)
今回は弱視についてお話しさせていただきます✎
弱視とは、目になんらかの原因があり、メガネ等で矯正をしても視力が上がらない状態をいいます。
原因はさまざまで、強い遠視や乱視のせいだったり、斜視のせいだったり…。
弱視治療の第一歩は眼鏡をかけることから始まりますが、眼鏡の使用・管理に際しては、患者さまと保護者さま、眼科、眼鏡店の連携がとても大切です。
そこで当院では、先月から「みるみる手帳」というものの導入を決定しました👀
みるみる手帳とは、 弱視や斜視とわかった時からお使いいただく、眼の治療用手帳です。
前半では目の機能の話、治療に最適な眼鏡選びや、取扱い方、フィッティングの重要性を解説。
手帳の後半には視力の推移が一目で見られるグラフや、通院記録を記載するページなど様々な情報が載っています。
保護者さまの中には、お子さんの眼のことでわからない事があったり、不安になったりされている方もいらっしゃるかと思います。
この手帳を活用して、今まで以上に弱視治療に対してのお手伝いができたら、と考えております。
目のことに関して少しでも心配なことがございましたら、どうぞお気軽に当院までご相談ください☺