こんにちは院長の新海です。

この度当院に静岡県東部で初となるARGOS(ALCON社)という器械を導入いたしました!

ARGOSは白内障手術に必要な眼軸長の測定と、手術中の切開位置・眼内レンズの軸・固定位置をデジタルにガイダンスしてくれるVERIONの二つの機能を持った器械です。

白内障手術時に眼内に挿入する眼内レンズの度数決定に最も大きな影響を与える眼軸長の測定の精度が飛躍的に向上しており、従来の眼軸長測定器では計測できなかった症例においても高い精度にて測定できるので術後の屈折ずれのリスクをかなり減らすことが可能となります。特に短眼軸や長眼軸の方に有用です。

さらに計測結果をもとに作成された手術計画データは手術室に転送され、角膜の切開位置・眼内レンズの軸や固定位置が目の上にデジタルに表示されレベルの高い精度で手術が可能となります。

多焦点眼内レンズやトーリック眼内レンズの使用においてとても役立つ器械でありますし、当院ではIOLマスター700という眼軸長測定器もありますので両器械を使用することでより術後の屈折ずれをかなり減らすことが期待できます。

今後更なる手術精度の向上が期待できるので患者様も満足いただけるかと思っております。詳しくはスタッフにお尋ねください!

 

しんかい眼科クリニック