こんにちは、皆さんお元気にお過ごしでしょうか。

今回のブログは「運転免許更新」についてをテーマにお話しさせてください

運転免許更新や高齢者講習に行き「視力検査で引っかかってしまった!」、「メガネ屋に行ったがメガネでは治せないから眼科に行くように言われた!」

と駆け込んで見える方がたくさんいらっしゃいます

中には眼鏡・コンタクトによる矯正で解決される方もいらっしゃいますが、その力を借りても必要な視力を得られない方もいらっしゃいます。

残念ながら更新期間に手続きができないと

「免許失効」になってしまいますよね。

眼底などにご病気がある場合、各疾患に見合った治療に移りできるだけ視力が出るようご協力させていただきます。

目の病気の中でも「白内障」による視力の低下は、手術をすることで良好な視力を出すことが期待できますので、

今回はこの白内障の手術による免許更新のお手伝いについてお話しを進めていきます。

 

運転免許更新と白内障手術を受けるタイミングについて

みなさんが免許更新前に手術を検討されるきっかけとして多いのは

①最近視力が低下して仕事や生活上で支障がある

②外では眩しくて極端に見えずらい

③かすんでみえる

④メガネ屋さんで視力が出ないため、眼科受診を勧められた

⑤視力が0.7以下等運転免許の更新ができなかった

等手術を決意されるきっかけはさまざまですが、⑤をきっかけにされた場合、更新に間に合わせることが著しく困難になってきます。

免許の更新時期は、更新年の誕生日から前後1か月間、合計2ヶ月となっているため、

更新時期のある程度前から眼科を受診するなどして、視力やメガネが合っているかを確認することが大事になります。

白内障で視力が下がっている場合、眼鏡の作成し直しが必要な方もいれば、手術でないと視力が得られない方もいて

その「合格基準視力」は皆さんがどのような運転免許を持っているかでも異なります。

普通自動車・原付・小型特殊自動車・大型免許などです。

なお、合格「視力」とは、すべて眼鏡やコンタクトレンズなどによる矯正視力になり

「免許の条件等」の欄に「眼鏡等」の記載があれば、更新時に眼鏡やコンタクトレンズを必要とし、

装用の上で基準の視力に到達できなかった場合、再検査を行い合格しなければ更新できません。

詳しい「合格視力基準」については免許センター等にご確認ください。

 

初診時から免許更新までの行程

ではいざ手術をすることになった場合、手術日決定からどれくらいの期間で免許更新が可能になるのでしょうか?

その行程を挙げると

初診検査・診察(散瞳検査を必要とするため、車の運転をせずお越しいただければ手術までの期日短縮につながります)

手術日の決定・採血検査(手術のための)日帰り手術・白内障の資料のお渡し

術前検査・手術の詳しいご説明

(・多焦点術前検査):多焦点レンズを希望される方のみ

最終確認日(手術前の最終打ち合わせ)

手術当日

(・レンズの種類により眼鏡作成(処方箋)が必要)

*手術後約1ヶ月しないと作成はお勧めできません。視力の安定に時間を要するからです。

(・眼鏡出来上がり)

免許更新のための再検査(免許センター等にて)

思いのほか行程が多いことがお分かりになるでしょうか?免許が落ちた!

すぐ手術をして更新!というわけにはいかないものなのです💦

免許更新をお考えの方は定期的な検診とご準備をお願いいたします!

 

とはいえ、間に合いそうにない!という方、

新海先生となんとかできる限りのところまでさせていただきます!

まずはご来院の上ご相談ください。

当院は乱視の矯正レンズも対応していますので

より免許更新までの道のりを縮めるお手伝いができると考えています!!

ではご来院お待ちしています。

今後ともしんかい眼科クリニックを

よろしくお願いいたします。2023.6 看護師:田村

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しんかい眼科クリニック