暑い日が続いていますが、皆さん夏バテは大丈夫ですか?こんにちは受付の星野です🌟👹🌟

今回は、特に長期間コンタクトレンズを使用している方に、角膜内皮細胞の減少についてお話ししたいと思います。

🍉角膜内皮細胞とは🍉

角膜は5層となっており、外側から角膜上皮、ボウマン膜、角膜実質、デスメ膜、角膜内皮の順でできており、一番内側の角膜内皮にある細胞のことを角膜内皮細胞と言います。
呼吸や代謝の役割をしており、角膜の透明性を維持しているためとても大切です。

🌴正常な角膜内皮細胞🌴

2500~3000個/m㎡ 細胞密度の六角形の多角形細胞

※400個/mm2以下になると、ポンプ機能が破綻し「水疱性角膜症」の状態になってしまいます。

高度に視力を障害し角膜移植が必要な状態になります。

 

🌊角膜内皮細胞が減少すると🌊

角膜の透明性が失われ、目の奥に光が届きにくくなり、見えづらさ、視力低下を引き起こします。
残念ながらこの細胞は減少すると元に戻らないため、減少しないような生活をする必要があります。

 

🍧減少の原因🍧

・眼の手術

長期間のコンタクトレンズ装用

・加齢など

 

👒なぜコンタクトの長期使用で減少するの?👒

角膜は呼吸しています。

コンタクトレンズは角膜を覆っている為、つけている事で呼吸の妨げになっています。

長期使用すると酸素不足が続き細胞は死滅します。

 

🏄🏿角膜内皮細胞の減少を防ぐには🏄🏿

・コンタクトレンズをつけたまま寝ない

・コンタクトレンズ装用時間を短くする

・コンタクトレンズのケアをきちんとする

・酸素透過性の高いコンタクトレンズを使用する

定期検査を受ける

 

😎まとめ😎

角膜内皮細胞の減少についてはよほど進行するまでは自覚症状がありません。

1年に1度位は眼の定期検査をうけて、自分の角膜内皮細胞をチェックしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

しんかい眼科クリニック