眼球の中には硝子体という透明のゼリー状の組織があります。
このゼリー状の組織が何らかの原因によって網膜を牽引したり炎症を持続させたり、混濁や出血を含むことによって網膜に光が到達する妨げとなります。 硝子体手術では混濁した硝子体や増殖した網膜硝子体の組織、あるいは貯留した血液を除去します。当院の硝子体手術機器はALCON社の硝子体手術装置コンステレーション・ビジョンシステムとcarl zeiss社の広角眼底観察システム Resightを導入しております。広角眼底観察システムResightを用いることで手術中広範囲の視野を確保し手術中の合併症の出現を抑制し手術を効率化し手術時間の短縮を実現することができます。当院では金曜日の午後に硝子体手術を施行しております。
*なお当院では緊急の手術が必要である網膜剥離や眼内炎や外傷にたいしての硝子体手術は行っておりません。緊急手術が可能な施設へのご紹介とさせていただきます。