こんにちは。受付の加藤です。

麦粒腫と霰粒腫は名前が似ていると思いませんか❓

今回は、麦粒腫と霰粒腫について、一緒に勉強していきましょう!!

まず初めに、麦粒腫についてです。麦粒腫とは、まぶたの一部が、赤く腫れてずきずきと痛みます。まぶたには、涙や汗の分泌腺や毛孔がありますが、その小さな孔から細菌感染したもののことを言います。炎症が進むと腫れや痛みが強くなり化膿が始まります。

一般的に「ものもらい」と呼ばれていますが、「めいぼ」や「めばちこ」と言われることもあるそうです😊

次に、霰粒腫についてです。霰粒腫とは、まぶたの中にできた小さな固い腫瘤(できもの)のことを言います。まぶたには、涙の成分を分泌する脂の腺(マイボーム腺)がありますが、瞼板(上下のまぶたの内部にある、線維性結合組織の板。コラーゲン線維のかたまりで、内部にマイボーム腺がある)の中のこの腺の1つが詰まって、その中に粥状の分泌物が溜まって肉芽種を形成したものです。まぶたの腫れた状態は麦粒腫にも似ています。

※肉芽種→肉芽組織からなる炎症性の腫瘍・腫瘤

 肉芽組織→毛細血管・線維芽細胞などから成る増殖力の盛んな若い結合組織。傷の治癒。

      外界から体内に入った異物処理などに際し、重要な役割を果たす。

まとめ

麦粒腫と霰粒腫似ていますが、全く別物になります。

麦粒腫は細菌感染で起こりますが、霰粒腫はマイボーム腺の出口の詰まりから発症します。出口が詰まることにより脂の塊のようなものが瞼の中にできてしまいます。その塊は「慢性肉芽腫」と呼ばれることもあるそうです。それが霰粒腫の原因とされています。( ..)φメモメモ

気になることがありましたら当院へお越しいただき、医師の指示を仰ぎましょう(o_ _)o))

 

 

 

 

しんかい眼科クリニック